終身雇用はもう崩壊している?これからは会社員も副業をする時代に

最終更新日 2024年4月11日 by olfver

▶️政府がすでに副業を推奨している

終身雇用はもう崩壊しています。
これからは会社員も副業をする時代になる事は間違いないでしょう。

この事は政府も既に認知していて、今の政府が既に会社に対して副業を禁止することが無いようにという事を言っているのですから、間違いありません。
既に成果主義が当たり前になり、終身雇用という事は無くなっているわけですから、会社が社員の生活を保障するというような時代ではなくなったという事か言えます。

という事になれば、会社が個人の仕事に対して口出しをする権利など当然無いわけで、副業をしているのかどうかなど会社が関与するような事では無いわけです。

会社が個人の仕事の内容に口出しをすることが出来たのは、会社が社員の面倒を見るという意識があったからで、これを支えていたのが終身雇用というシステムであったという事が言えるはずです。

会社が社員の世話をするわけですから、当然、仕事をどのようにしているのかという事をチェックして、収入が少ないという事であれば、それに対するケアをするのも当然ですし、お嫁さんを紹介したり、様々な人脈を紹介したりと私生活に関しても関わってくるのは当然の事だったといって良いでしょう。

▶️成果主義なので会社に頼っても頼りになる事は何一つない

ですが、成果主義で成果のみを評価するという事に変わったわけですから、仕事の内容ではなく成果しか興味が無いという事を会社側で宣言しているわけですから、個人はこれに頼るとは出来ません。

何しろ会社に頼っても頼りになる事は何一つありません。
成果は良い時もあれば悪い時もあるわけですから、悪い時には助けてくれないという事であれば、雇用される意味すらないと考えても良いでしょう。

そのような会社に私生活を含めて、報告をする必要は無いわけです。
何しろ成果にしか興味は無いわけですから、要求される成果のみを出すというのは当然の事という事になります。

副業をもつと本業がおろそかになるというような事はありません。
それは個人のやり方の問題であるという事は、既にいくらでも前例が示していると考えて良いでしょう。

というよりも、仕事そのものが一つの事だけで成立している事などほとんどなくて、本業においても様々な仕事を並列で行っているのがほとんどのケースだといって良いでしょう。

ですから、本業のみをしていようが、副業もしていようが常に仕事の効率を考えて最大のパフォーマンスを出すことが出来るようにしなければならないというのは変らないわけです。

▶️会社側が個人に払う報酬を少なくするという事を考えた

そもそも論として、仕事は常に成果のみで評価されるわけですから、本業も副業も個人からすると区別するような事はなく、どれも大切な仕事であって、本業は大切だけれどもそれ以外はどうでもいいというような発想はありません。

全ての仕事を真剣にして、それで報酬を獲得しているわけですから、成果のみしか見ていないところに、文句を言われる筋合いなど無いわけです。

終身雇用というシステムであれば、個人の裁量の範囲に会社が入ってくるという事も当然だったのですが、会社側がそれを止めたけれども、個人の裁量の範囲に入る権利は行使するというのは理に合いません。

成果主義に移行したのは、間違いなく会社側が個人に払う報酬を少なくするという事を考えたからで、成果主義にしたのはその言い訳に過ぎません。

自ら社員の私生活には関与しないという事を宣言したのですから、社員が会社の拘束時間外に何をするのかについて、とやかく言うという事はフェアではありませんし、権利を放棄した側が言えるような事でも無いという事が理解できるはずです。

だからこそ政府はこれを言っているわけです。
ネット社会となり、これだけ仕事が世の中に溢れている時代ですから既に会社に雇用されるような時代でも無くなっているという事も言えるのかもしれません。